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X水準−対応知覚水準(固い思考から柔軟な思考へ・視知覚を活用した弁別力の高次化等) |
記憶や細部知覚の向上し、細かな弁別作業ができるようになります。パターン依存による固さが理解の深まりとともに柔軟なものへと変化していきます。他者理解が進み、苦手だった自由遊びの時間も模倣や見立てなどを通して、能動的な遊びへと拡がっていきます。楽器や生活音の聞き分けや人の声の聞き分けもできるようになります。指さしや視線、身振りなどを使った意思伝達も活発となり、他者との間に相互的関係が成立してきます。 |
名前 | 写真 | 概要 | |
1 | 6種のかたちの弁別 (ステップ可変型) |
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【ねらい】 図形の把握やマッチング はじめと終わりの理解 指示に対応できる 【使い方】 手元に置かれた型板を、指示された形の枠にはめる。(枠の順番を変えたり、できるようになったら型板の数を増やしたりする) *パターン知覚水準とは使い方が異なる。 |
2 | 6種のかたちの弁別 | ![]() |
【ねらい】 図形の把握やマッチング はじめと終わりの理解 【使い方】 手元に置かれた型を、枠にはめる。試行錯誤ではなく、触覚で確認してはめているのか、洞察的にはめられるかを観察する。 |
3 | 大中小の弁別 | ![]() |
【ねらい】 大小の形の分類 順序づけ 【使い方】 指示された大きさの型板を、枠にはめる。 |
4 | 切片パズル 絵の構成3枚 |
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【ねらい】 目と手の協応 はじめと終わりの理解 【使い方】 3枚の絵を並べて完成させる。対応知覚水準は3分割 (色付き下絵、色なし下絵、下絵なしなどステップを変えることができる。) *水準が上がると絵の構成枚数が変わる。 |
5 | カードの弁別 (6枚の絵カード) |
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【ねらい】 位置把握 目と手の協応 手先のコントロール 【使い方】 教師側と生徒側で、カードを同じ配列にしないで横に6枚並べる。教師が指定したカードと同じものを指さしする。 |
6 | 名前を 言えるかな? (6枚の絵カード) |
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【ねらい】 絵、名称、ことばのマッチング 指示に対応できる 【使い方】 6枚の絵カードの中から指定したものの名前を言うことができる。 |
7 | 見本合わせ (3つ) |
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【ねらい】 位置把握 目と手の協応 手先のコントロール 【使い方】 縦に3つ並べた見本に対応させて、右側にも順番にカードを並べる。 ※横に並べて使用するより、縦に並べる方がやさしい。縦に3つ並べた見本と対応させて、右側に同じように並べる。 |
8 | 見本合わせ (3つ・枠あり) |
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【ねらい】 位置把握 目と手の協応 手先のコントロール はじめと終わりの理解 【使い方】 縦に3つ並べた見本と対応させて、右側に順番に並べる。 ※写真のように仕切りや枠があると分かりやすい場合がある。枠を横にして使用するより、縦に並べる方がやさしい。 |
9 | 何の仲間かな (3種類) |
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【ねらい】 色や形が違っても同じ仲間と理解し分かることができる 目と手の協応 手先のコントロール 【使い方】 絵カードによる3種類の代表性の分類 (同一名称で異なる絵カードの分類) |
10 | 何色かな(8色) | ![]() |
【ねらい】 目と手の協応 手先のコントロール ことばと色のマッチング 【使い方】 指定した色を指さしできる。(8色以上) |
11 | 入る形はどれかな? (対応弁別) |
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【ねらい】 見分ける 目と手の協応 右手と左手の協応 固有感覚 【使い方】 3種類の形から提示されたはめ板の形を選んで入れる。(W水準の時より正確にできる) ※利き手側と非利き手側に置くのでは難易度が違う。 |
12 | どこにあるかな (5つの箱) |
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【ねらい】 位置記憶 空間認識 目と手の協応 手先のコントロール 【使い方】 5つの箱から(写真は4つ)位置を記憶し、どの引き出しに入れたかを当てる。記憶保持を課題として学習する場合は、引き出しを閉めて何秒か経ってからどこに入れたかを当ててもらう。 |
13 | 写真と絵カードの マッチング |
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【ねらい】 実物と写真のマッチング 【使い方】 指定した実物の写真を取ることができる。 ※W水準とは違い、X水準は具体物と写真・絵カードとが確実に対応できる。Y水準では、写真とイラストのカードが対応できる。 |
14 | フタあけ | ![]() |
【ねらい】 手指、手首の操作 はじめと終わりの理解 【使い方】 フタを回して開ける。興味関心がある物を中に入れて取り出す活動ができる。 |
15 | 輪抜き (4方向) |
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【ねらい】 目と手の協応 手先のコントロール はじめと終わりの理解 追視 運動の方向理解 【使い方】 リングを下から抜く。慣れるまでは台を支持して倒れないように注意する。 ※抜き終わるまで見続けていなければ「終わり」の理解ができていない可能性がある。リングを目で追いながら見ているかも観察する。 ※輪の大きさは手の操作性に応じて変えることもできる。 |
16 | 見分けてみよう (2種類の入り口弁別) |
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【ねらい】 形の弁別 目と手の協応 手先のコントロール はじめと終わりの理解 集中力 持続力 【使い方】 入り口の形を見分けて2種類の形を入れ分ける。 |
17 | ボルトナットまわし | ![]() |
【ねらい】 手指をひねる 目と手の協応 はじめと終わりの理解 【使い方】 ナットを回して外す。 |
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